俳優・小出恵介(37)が15日にスタートするABEMAの新オリジナルドラマ「酒癖50(フィフティ)」(午後10時から)に主演することが8日、明らかになった。

 小出はお酒の問題を抱える人物を解決に導いていこうとする謎多き主人公・酒野聖(さけの・せい)を演じる。

 小出はオファーを受けたときの心境を「NYでコツコツと演技の修練を重ねること2年半、演技に対する情熱がヒタヒタと高まってきた僕のもとへ、今回のお話が訪れて参りました。お話をいただいた時は、率直に再び表現の場を頂けたことが何より感謝の気持ちでいっぱいでした」と明かす。

 続けて「主演というお話で、ビザの面接ですら緊張で噛み噛みになっていた自分には到底荷が重いのではないかと逡巡しておりましたが、東京とNYをつないだリモート会議の中で制作チームの皆さまから激励を受け、逃げずに挑戦せねばと思い、気持ちを奮い立たせました」と出演までの心境の変化を打ち明けた。

 撮影について「気鋭の総合監督さんはじめスタッフの方々と話し合い、作品を作り上げていくことに幸せを感じながら、自分自身は撮影を重ねながらドキドキ、ワクワクしながら全力で臨みました」と振り返った。

 4年ぶりのドラマ復帰については「忘れている感覚もあるだろうなと思っていましたが、その中でも自分が努力しないと絶対パフォーマンスに出ると思っていたので、しっかり準備して臨みました」とコメント。

 さらに「4年という時間がハードルに感じたこともありましたが、今回は挑戦という気持ちですべてをさらけ出す気概で挑みました。演じてはいますが、インスパイアされるものから逃げず、ブレーキをかけない。ダメになる演技はとことんダメになり、調子に乗るときはとことん調子に乗るといったような、今までにない表現に果敢に挑戦しました」と意気込みを語った。