山陽オートの小林啓二杯GⅡ「第2回山陽王座チャレンジカップ」は8日、2日間の予選を終了した。

 9日の3日目は、5~8Rで準々決勝戦B、9~12Rで準々決勝戦Aが行われる。

 二次予選が行われた2日目は11Rまで湿走路、12Rは斑走路で実施された。2日目を終え鈴木圭一郎(26=浜松)と中村雅人(40=川口)が連勝をマーク。主力では高橋貢(50=伊勢崎)、丹村飛竜(36=山陽)が湿走路を巧みに乗り切って巻き返しの白星を挙げた。

 また、この日9Rで1着となった岩崎亮一(45=山陽)が、通算600勝を達成した。

「キャブ、バネ、電気位置を調整した。1着にいけたので悪くないと思う」と振り返った。ただ「ブチ(斑走路)ならこれでいいと思うけど、(走路が濡れていた)朝の練習では進まないし突っ込めなかった。完全な雨なら、いいセットを探さないと」と、湿走路対策へひと調整の構えだが、気配は悪くないだけに3日目の準々決勝戦は楽しみだ。