女優上戸彩(35)が18日放送のBS朝日「SDGsスペシャル グレタ・トゥーンベリ 気候変動の最前線をゆく」(日曜午後9時)でナレーションを務めることが10日、分かった。

スウェーデンの18歳の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが大学を休学して世界中を旅した1年間に、英放送局BBCが密着した最新ドキュメンタリー。各地の国際会議に赴き、演説を行う舞台裏や、気候変動の実態に触れるため、世界中のさまざまな土地を訪ね、科学者たちと対話を重ねる姿を記録している。

上戸は、収録を終え「ちょうど環境温暖化に興味を持ち始めたばかりだったので、私も勉強したいなっていう気持ちでVTRを見させていただきました。充実感、達成感もありますが、専門用語も多く、すごく大変でした」と振り返った。現在、2児の母で「子供にも、ちゃんと(環境に関する)本を読んであげようと思いました」と環境への意識を高めたことも明かした。

VTRで見たグレタさんの姿にも感銘を受けたという。「素晴らしい行動ですよね。自分にはできない。地球環境を守るために、力強い味方がいるんだと思いました」と話し「グレタさんは若いですけども、年齢は関係ない。ついていきます、という感じです。これからもいろんな情報を発信してほしいと思います」とエールを送った。

母になり、「自分だけの人生ではなくなった」という上戸。「自分が終わっても、その先には子供の将来があります。今も、豪雨、洪水などの自然災害が多く、温暖化が年々、影響していることを実感します。今、いろんな便利なことばかりが進んでしまって、自然がどんどん排除されているように思えますが、もう1度自然を増やすことをしていかないと、と思いました」と言葉に力を込めた。