宝塚星組出身の柚希礼音(42)が7日、都内で、最新シングル「PARTY!」の取材会を行った。

同曲について「コロナ禍になって、自分自身もコロナになって、舞台も中止になってしまったりして、とても考えることがたくさんありました。そんな中、ファンのみなさんに本当にパワーや勇気をいただき、メッセージをしっかりお届けしたいと思い、じっくり時間をかけて作ることが出来ました」と話した。

収録曲「I miss you」では作詞に挑戦した。「ファンのみなさまに向けて書いた曲なのですが、自分自身がコロナになって、舞台が止まって、そういう時に、いつも会えていたファンの皆様と急に会えなくなりましたけど、心はこんなにつながっているんだという経験から、作詞をさせていただきました」と力を込めた。

「PARTY!」のミュージックビデオについて「今まで出してきたMVは、明るい感じが無くて。初めて明るい曲に挑戦してみました。私のセレブの家に、みんなをよんでいるコンセプトでやりました」。

自身のパーティー経験について問われ「パーティーっていうのは、あんまりないですね。鍋パーティーみたいなのは、宝塚時代は…」と笑った。思い出に残っているパーティーには、宝塚時代のたこ焼きパーティーを挙げ「関西なのでみんなたこ焼き器を持っていて、普通のではなく、何でもかんでもたこ焼きに入れていました。先輩になると、焼き上がるのを待てていましたね」と明かした。

取材会の後は、オンラインで、個別お話し会を初めて開催した。「本来ならば手渡ししたいですが、どうしたら皆様に感謝の気持ちを伝えられるか考えて、30秒ずつ、1対1で。きっと皆様、緊張もするし、30秒も嫌だと思われていると思いますが、目をみて、30秒じゃ足りない気持ちで、日頃の感謝をお伝えしたいです」と意欲を示した。