ボートレースまるがめの「RNC杯争奪サマーチャンピオンレース」が14日に開幕する。

 初日は11R・山田祐也(32=徳島)、12R・森高一真(43=香川)を1号艇に配したダブルドリーム戦が組まれている。

 が、その両者以上に今大会の注目の的となったのが伏兵の越智照浩(41=香川)。と言うのも、当地の“スーパーエース”64号機を手にしたから。

 この64号機は全24場の中でも屈指のモンスターエンジンと呼ばれるシロモノで、2節前のGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」では毒島誠(群馬)が超抜パワーに仕上げて、あっさりと優勝を飾ったのは、記憶に新しいところ。前走者の古結宏もオール3連対で準優勝している。

 スタート特訓後の越智は「行き足とかがいい。でも、伸び型でグイグイと出ていくことはない」とやや控えめ? なコメントだったが、前検日での動きは際立っており、同班で艇を並べた中岡正彦(43=香川)も「あの64号機は別格」と早くも白旗ムードだった。

 超抜パワー機を手に入れた越智がどんなレースをみせるのか、初日の1Rから必見だ。