ジャニーズ事務所の藤島メリー泰子名誉会長が肺炎のため今月14日に亡くなっていたことが17日、分かった。93歳だった。同事務所が公式サイトで発表した。

昨年末にジャニーズ事務所を退所した少年隊の植草克秀(55)は、ツイッターを更新。メリーさんの訃報を受け、植草は「仕事終わりに聞いて言葉になりませんでした。芸能生活で一生頭の上がらない方です。時には厳しく時には優しくいつもタレントの事を想う方でした」としのんだ。

また「僕個人的にはずっと怒られていた思い出しかありませんがそれがあったから今の自分があると思っています。一生忘れません。本当にありがとうございました」と感謝をつづった。

メリーさんは、19年に亡くなった弟のジャニー喜多川氏(享年87)とともに、1962年の立ち上げ時からジャニーズ事務所を支え続けた“女帝”。ジャニーズ事務所創立当時は経理などを担当し、事務所初の所属タレントである初代ジャニーズの衣装を縫い付けるなど、さまざまな形でサポートした。