女優・村井美樹(41)が19日、東京・霞が関の文部科学省で「社会教育士応援大使」任命式に出席した。

 社会教育士は、令和2年度から始まった制度。教育委員会事務局、社会教育施設のみならず、行政の福祉、環境、街づくりの部署、民間企業等に所属し、地域社会の多様な分野における学習活動の支援を行う。

 村井は社会教育士の活動を知ってもらうため、応援大使に就任。萩生田文部科学相から任命証を受け取った。

 村井は「このようなお仕事を任せていただき、光栄。大学時代に、社会教育について学んだ。その時と今を比べると、より社会教育が必要なものとされているように切実に感じる」とあいさつ。

 続けて「大きな災害に見舞われた時、高い堤防を作りハード面を充実させても、最終的にはソフト面、地域の人との支え合い、助け合いがなければ乗り越えていくことはできない」と語った。

 村井は今後、応援大使としてイベントなどに出演する予定。「社会教育は、これから先の日本のライフラインになると思う。私ももう1度、社会教育を学び直し、発信していきたい」と意気込んだ。