イングランド・プレミアリーグのトットナムが所属する同代表FWハリー・ケイン(28)に対するマンチェスター・シティーのオファーを受け入れる方針とスペインメディア「Todofichajes.cоm」が伝えている。

 今夏の移籍を希望しているケインに対し、昨季のイングランド王者マンチェスターCが獲得に向けて移籍金1億2500万ポンド(約187億5000万円)でオファーを出しているものの、トットナム側は難色を示し、交渉は停滞。この現状にケインは不満をくすぶらせ、ダニエル・レビ会長に移籍実現を直訴したと報じられていた。

 そんな中、同メディアは「われわれが得た直接の情報によると、当初は拒否していたトットナムの取締役会は、ビジネスとして最善の選択はイングランド代表FWの取引を開始することにあると考えている」と報道。特に1億ポンド(約150億円)以上の金額を得られるため、ケインのマンC移籍を認める方針に転換した。

 トットナム側は来週中にも移籍金をめぐる交渉をまとめたい構えで、すでにマンチェスターCにも通達済み。同メディアは「90%以上の確率で達成される」と伝えている。また、トットナムはケインに代わるストライカーとしてイタリア1部インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(23)の獲得を検討している。