9日放送のTBS系「ひるおび!」に自民党総裁選出馬への動向が注目される石破茂元幹事長(64)が出演した。

 総裁選への出馬については「白紙です。出るか出ないかどっちか」と明言を避けた上で「勝てるかどうかが重要」と語った。

 さらに昨年出馬した総裁選について「出馬することによって選択肢を示した」と振り返り、惨敗という結果に「負けたことで応援してくれた周りを犠牲にした。だから今回も出ればいい、ということではない。自己満足のためだけで出馬するわけにはいかない」と今回は負け戦にするわけにはいかない、という心中を明かした。

 その上で「誠実な自民党、説明責任を果たす自民党に変えたい」と決意を新たにし、モリカケ問題について「国民が納得していないのであれば、必要なら再調査はするべき」と主張した。

 出馬をやめ河野太郎氏支援に回る可能性については「あらゆる選択肢はある」と語るにとどまった。