山崎育三郎(35)が、所属事務所・研音の公式YouTubeチャンネル「Ken Net Channel」で配信中の「育三郎ドライ部」のゲストに、東京オリンピック(五輪)バレーボール男子日本代表で29年ぶりの準々決勝進出に貢献した、オポジット(セッター対角)の西田有志(21)を招いての対談が実現した。前編は10日午後6時、後編は15日に配信がスタートし、西田のYouTube公式チャンネル「西田有志チャンネル」でも15日に公開する。

「育三郎ドライ部」は、山崎が自ら運転して助手席ゲストのプライベート、素の部分を引き出す同チャンネルの人気企画。これまで山口智子(56)天海祐希(54)菅野美穂(44)福士蒼汰(28)と、同事務所の各世代の人気俳優が出演してきたが今回、初めてスポーツ選手、しかも東京五輪代表が出演した。関係者を通じて接点ができ、今回の企画が実現したという。

撮影は、東京五輪後に行われた。2人は初対面ながら、山崎の「いっくんと呼んでください」の一言で、車内は和やかな空気になり、すぐに意気投合。走行ルートは山崎が発案し、ミュージカルの聖地帝国劇場の前で2人で記念撮影をしてから、オリンピックの試合会場だった有明アリーナへ。山崎は、東京五輪の試合前の心境や選手村での様子、世界最高峰のイタリア1部セリエAのビーボバレンティアへ移籍したばかりの心境や、移籍を決めた理由など、本当に聞いてみたかったことを西田に記者ばり? に直撃。すっかり心が打ち解けた西田の、恋愛観にまで話は発展した。

小雨の降る中での撮影だったが、ちょうど良いタイミングで雨が上がり、山崎が希望していた西田とのバレーボールのトス交換も実現した。バレーボール初心者の山崎だが、西田が「何でも出来るんですね! めちゃくちゃうまい! 初めてやるのにピンポイントでボールが返ってくる」と絶賛の運動神経を披露した。

山崎は「初めましてとは思えないほど意気投合し、共感出来ることも多く、とても楽しい充実した時間となりました。印象的だったのは、子供の頃から西田選手を支え励まし続けてくれたご両親への思い、そして、9月からの新天地イタリア挑戦への意気込み。2人きりの車内空間だからこそ生まれる対談を是非お楽しみ下さい。そして、イタリアで大きな戦いに挑む西田選手を応援して下さい!」とコメントした。西田も「ジャンルは違いますが、トップを見ている方とこのようなコラボ企画が出来て大変、光栄です! 自分がチャレンジするイタリアのことにも触れていただいた。いつもと違うお互いの一面も垣間見えると思いますので、多くの方にご覧頂けるとうれしいです!」とアピールした。

「Ken Net Channel」は、研音がCMや映画を含むマルチメディアコンテンツの制作を手がけてきたギークピクチュアズと共同運営する形で、それまでの公式YouTubeチャンネルを大幅リニューアル。新たなエンターテインメントとして、20年9月4日にYouTubeに本格参入した。