二軍降格となった巨人・中田翔内野手(32)が意地の逆転2ランを放った。

 12日、イースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)に「4番・DH」で出場した中田は1点を追う3回二死一塁で139キロ直球にフルスイング。打球は左中間へ飛び込む特大の逆転2ランとなった。

「しっかりととらえることができました。逆転できてよかったです」と手ごたえ十分。中田は初回にも先制適時打を放つなど大暴れ。一軍で16戦で40打数6安打、打率1割5分と低迷し二軍落ちとなったウップンを晴らした。

 中田の姿に「背番号10」の大先輩である阿部二軍監督もうなずいた。
中田が合流した11日のロッテ戦で巨人二軍の連敗が10でストップ。このまま二軍で打ち続ければ再昇格の日も近そうだ。