逆転V3へこれ以上、負けられない巨人が意地を見せた。キャプテンの坂本勇人内野手(32)が18日のヤクルト戦(東京ドーム)で、起死回生の適時二塁打を放った。

 2点を追う7回、一死満塁のチャンスで打席を迎えた坂本は、相手4番手・大西の初球139キロ、カットボールにバットを一閃。打球は左翼線を切り裂く2点タイムリー二塁打となった。

 同点打にも表情を引き締めたキャプテン。4点を追う4回には、16号ソロで追撃のノロシを上げ「1点ずつ返していくだけ」とコメントしていた。坂本の有言実行の一振りで試合を振り出しに戻した。