生まれも育ちも東京・浅草の東MAXことタレント・東貴博(51)が、コロナ禍で苦しむ浅草のためにひと肌脱ぐ!

 浅草にある老舗そば屋「十和田」の女将である冨永照子さん(84)の著書「おかみの凄知恵 生きづらい世の中を駆けるヒント」の発売記念イベントが18日、都内で行われ、東MAXも出席した。

“金持ちキャラ”で知られる東MAXだが、もともとは実父のコメディアン・故東八郎さんの弟子だった萩本欽一の「欽ちゃん劇団」の劇団員として活動していた。

 当時、師匠にあたる萩本が「若い人たちを育てたい。劇場をつくってくれたら…」と冨永さんに話したところ、毎日上演するショー&ビアレストラン「ロックン・ロック」が誕生したという。

 劇団員時代の東MAXもショーレストランで芸を磨き、そこからバラエティー番組で見いだされ、タレントとして活動するようになった。冨永さんとは約30年の付き合いだ。

 そんな思い入れのある浅草だが、コロナ禍で今は閑散とした状態。東MAXがオーナーのもんじゃ店「浅草 MJ」も、営業しづらい状況となっている。

 東MAXは「うちの店もぎりぎり」「平日は閉めている。鉄板をみんなでつつくのは、コロナで一番やってはいけない」という。

 そんな状況だが、東MAXには「いつか浅草で舞台をやる」という夢があるとか。芸能プロ関係者は「冨永さんも『大衆芸能で、浅草を復興できたら』という野望を持っている。劇場を浅草につくることを考えているんです」と明かす。

 浅草につくられた劇場で、東MAXの舞台公演が見られる日はいつになるのか?