米男子ツアー今季開幕戦「フォーティネット選手権」最終日(19日=日本時間20日)、7打差の32位で出た松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、4バーディーの66で回り、通算13アンダーの6位に入った。

 中盤まではパーでしのぐ我慢の展開が続いたが、終盤に猛チャージを見せた。16、17番で連続バーディーを奪うと、最終18番はイーグル。上がり3ホールでスコアを一気に4つ伸ばして締めくくった。松山は「上がりにつれてショットが少し良くなった。そのぶんチャンスも増えて、最後まで決め切ることができて良かった。トップ10圏内で終われたのはすごく良かった」と手応えを口にした。

 昨年は4月の「マスターズ」で日本男子初のメジャー制覇を果たす一方で、優勝はこの1回のみ。さらなる飛躍へ向けて、好スタートを切った格好だ。