口笛奏者の加藤万里奈(22)が20日、亜細亜大を卒業し、居候先のタレントのデヴィ夫人(81)に報告した。

 加藤は実家の茨城から片道3時間半もかけて都内の亜大に通学していたが、交流のあるデヴィ夫人の厚意で2年前から都内にあるデヴィ夫人の自宅に居候を開始。そこから亜大に通学し、血縁のない不思議な関係が話題になっていた。

 この日はデヴィ夫人宅で卒業を報告。本来であれば今春卒業だったものの、半年遅れとなった。

 デヴィ夫人は「口笛の仕事とかあって単位が足りなかった。留年した」と説明。加藤は卒業に「ひと安心」と笑みをこぼし、デヴィ夫人に「感謝してもしきれない」と頭を下げた。

 2人の関係はデヴィ夫人にとって「孫」で、加藤にとっては「第2の母」という。

 今後も加藤は、デヴィ夫人宅と茨城の実家を拠点にする生活を続けるという。加藤は「口笛の魅力を伝えていけたら」と誓いを新たにする。10月20日発売のシングル「名前の無い駅」で歌手デビューすることも報告した。