大谷翔平に連続四球、ルースらに並ぶ4戦13四球メジャー記録 自己新8打席連続出塁
「エンゼルス-マリナーズ」(25日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、五回の第4打席は四球を選んだ。連続四球で大ブーイングが飛んだ。この日2つめの四球で、4試合で13個目となった。
4試合で13個目の四球は、1930年のベーブ・ルース、2016年のブライス・ハーパー、今季のヤスマニ・グランダルに並ぶメジャータイ記録。
第1打席は無死一塁から右翼へ、4試合ぶりの安打となるタイムリー三塁打を放った。第2打席も、タイムリー三塁打を記録した。第3打席は、エンゼルス打線が爆発したため、第2打席と同じ三回に、2死満塁で迎え、押し出しの四球を選んだ。3打席連続で打点を挙げていた。
第4打席の四球は、勝負を避けたというよりも、投手のシェフィールドの制球が定まらない様子だった。大谷の前を打つマーシュから4人連続の四球で、押し出しで失点した後に投手交代となった。
前日の第2打席から8打席連続の出塁(敬遠、四球、四球、敬遠、三塁打、三塁打、四球、四球)となり、自己新記録。これまでは19年の6月11日から14日にかけての7打席連続出塁が最高だった。
前日の試合は2つの申告敬遠を含む1試合4四球だった。前カードのアストロズ戦は23日に4四球、24日に3四球を記録しており、3試合で11四球は2016年のハーパー(フィリーズ、当時ナショナルズ)に並ぶメジャー最多記録だ。
本塁打王争いは46本でトップに立っているゲレロ(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)を1本差で追う展開。この日を含めて残り試合は8試合となっている。