エンゼルスの大谷翔平投手(27)が本拠地でのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回無死一塁の第1打席で右翼線へ痛烈な適時三塁打を放ち、96打点目を挙げた。さらに3回も無死一塁と同じシチュエーションで回ってきた第2打席でも、右翼線へこれまた痛烈なタイムリー三塁打で97打点目。相手投手は左腕・アンダーソン、生還した一走はマーシュ、大谷は三塁へスライディングしてセーフとすべてが初回と同じで、珍しいシーンにテレビ解説も「まるで初回のリプレーですね」と驚きの声を上げた。

 大谷はここまで2打数2安打2打点。ここ3試合は11四球と勝負してもらえなかったが、ストライクゾーンに来た好球は逃さない。さすが役者だ。