大相撲のモンゴル出身の小結逸ノ城(28=湊、本名アルタンホヤグ・イチンノロブ)が日本国籍を取得したことが29日、明らかになった。同日付の官報で告示された。

 モンゴル出身の逸ノ城は2014年初場所で初土俵。同夏場所で新十両、同秋場所で新入幕、同九州場所で新三役となる関脇に昇進した。先月末には新型コロナウイルスに感染したが、26日に千秋楽を迎えた秋場所は小結で8勝7敗だった。

 日本相撲協会は親方になるためには日本国籍が必要としており、引退後に協会に残る条件をクリアした。