イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアントニー・マルシャルの妻であるメラニー・ダクルスさんの「いいね!」が波紋を広げている。

 ダクルスさんは、SNS上で展開されているオーレグンナー・スールシャール監督の代わりに前スペイン1部レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏をマンU指揮官に就任させるとの呼びかけに反応。「いいね!」をクリックしたが、夫がマンチェスターUの選手とあって単なる賛同では済まなくなっているのだ。

 マルシャルは昨季、ケガもあって出場機会を減らし、今季も出番は少ないまま。来年1月の放出もささやかれている状況だけに、英メディア「スポーツバイブル」は、妻がスールシャール監督の扱いに不満を抱いている可能性を指摘している。これにはスールシャール監督の〝アンチ〟も大喜びでSNSに「ジダン監督が就任すると太陽が再び輝くことをアントニーに伝えてください」と投稿する者まで現れた。

 スールシャール監督は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦(14日)で格下のヤングボーイズ(スイス)に1―2で敗れ、戦術や采配ミスを指摘されるなど、その手腕が疑問視されている。解任ムードの高まりとともに、現在フリーであるジダン氏の就任を期待する声が高まりを見せていた。