1982年の熱狂Vを再び――。名古屋出身で大の中日ファンである女優のいとうまい子(57)が立浪和義氏(52)が中日から次期監督の要請を受けたことに大歓喜。「やっと立浪さんがドラゴンズに帰ってくる。ワクワクします。強いドラゴンズに戻してほしいなと願っています」と立浪〝新監督〟に熱いエールを送った。

 いとうは小学生のころからの熱烈竜党でコロナ禍の前は毎年、約30試合は球場に足を運んでいた。「引退して何年たっても球場に行くと立浪さんのユニホームを着ている人がすごく多いんです。みんないつか立浪さんが監督になると信じていた。やっぱりミスタードラゴンズ。本当に待ちわびていました」といういとうはイベントで共演したこともあって立浪氏とは顔なじみ。祝福のLINEを送ると立浪氏からは「これからも応援お願いします」と返事がきたという。

 切り札ともいえるミスタードラゴンズの復帰だが、いとうは〝強竜復活〟のためには球団のバックアップも欠かせないと考えている。「こんなに弱くなっているんだから、一気には強くなるのはなかなか難しい。だから球団サイドへのお願いとしては長い目で見てほしい。そして見に来るお客さんが増えて資金ができてから何とかするんじゃなくて、まずはドラゴンズが強い選手をそろえることで盛り上げてほしい。強いドラゴンズ、強い選手がいたらバンテリンドームも観客で一杯になると思います」と積極的な補強も訴えた。

 いとうは高校生だった82年には休日になると必ずナゴヤ球場のライトスタンドに応援に行っていたという。この年の中日は近藤監督のもと、巨人とデッドヒートを繰り広げての逆転Vで名古屋の街はヒートアップ。「82年はめちゃくちゃ燃えてましたからね。すごい試合を見せてくれた。ワクワクドキドキする試合を見たらみんなが球場に行きたくなる。立浪さんは中日が強かった時代を知っているからぜひとも頑張ってほしいです」とミスタードラゴンズへの期待感でいっぱいだ。