アイドルグループ「仮面女子」の美音咲月(22)、大鈴はるみ(21)、橋本友梨英(25)、大野柊奈(22)、北川美咲(22)が15日、神奈川県逗子市内でこども安全スクール、特殊詐欺撲滅キャンペーンを行った。

 この日の午前、逗子警察署で防犯大使&特殊詐欺撲滅大使に任命された5人は同市の聖マリア小学校で1、2年生を対象にした「こども安全スクール」を実施。2代目おおだこポリスを務める大鈴が中心になり、歌とダンスで「おおだこポリス 4つのおやくそく」(お=おうちの人にいってきます! お=おともだちとあそぼうね! だ=だまされてついていかない! こ=こわくなったらおおごえで!)を分かりやすく楽しくレクチャーした。

 持病の治療のため9月1日からライブ活動を休止していた美音は今月23日のステージ復帰を前に、ひとあし早く逗子警察署一日署長として、警察官の制服に身を包み、警視のバッジを着けて小学校のステージに立った。「貴重な体験をさせていただき感謝しております。(制服は)ナチュラルに動きやすくて通気性も抜群。服として最高です」と機能性の高さを実感したという。

 所属するスチームガールズはオリジナル楽曲(リメーク版)獲得を目指す〝スチガmonth〟の真っ最中。「今まで参加できていなかったので、たくさんの方に来ていただいて、盛り上げていきたい」と力を込めた。

 午後にはJR逗子駅前に移動。「今日は2か月に一度の年金支給日です。皆さんの大切なお金を詐欺犯に渡すことがないよう、私たちの声が多くの方に届き詐欺被害が一件もなくなるように願っております」とあいさつし、逗子市防犯連絡協議会メンバーらと共に特殊詐欺撲滅キャンペーンを展開した。集まった多くのファンに感謝し「一人ひとりが周りのおじいちゃん、おばあちゃんに注意を促し、意識をもってツイートしてくれたら特殊詐欺撲滅の第一歩につながると思います」と拡散を呼びかけた。