12月27日に開幕する「第101回全国高校ラグビー」のテーマ曲は、ケツメイシの「走り続けた日々」に決まり、制作のMBSテレビが25日、発表した。

同局によると、オファーを受けたケツメイシが「高校ラガーマンのピュアさに共感」し、快諾。今大会に新曲を書き下ろした。

スピーディーなメロディーに疾走感と、ラグビー場の臨場感などが表現されている。同曲は、12月1日リリースの新アルバム「ケツノポリス12」に収録が決まった。

ケツメイシのコメントは以下の通り。

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僕たちが忘れていたような「青春」を思い出しながら、ケツメイシにしては爽やかな曲に仕上がりました。高校ラガーマンがプレイする前に聴いたりして、気持ちをサポートできればうれしいです。また、高校を卒業してからも是非聴いてほしいです。

楽曲制作はボーカルRYOJIのアイデアからスタートしました。いつものケツメイシの曲よりはポップでテンポ感もあるので、リリック(作詞)には少し苦労しました。

(ラグビーのイメージは)格闘技くらい激しいスポーツのイメージがあり、ぶつかったりするのはとても痛そうですね。また、他のスポーツにはなかなかない、試合が終わった後に相手をリスペクトする「ノーサイド」という言葉がとてもいいと思います。

(高校ラガーマンには)このご時世で、学校によっては「コンタクト(接触)をしないように」とか、練習もままならなかったチームもあったかと思います。高校3年間で、いろんなところからサポートしてもらった感謝を胸に、1試合1試合、ワンチャンスを生かして、最後まで出しきって欲しいです。