元ブラジル代表のスーパースター、ロナウジーニョ氏(41)の純資産が100億円を超えていると、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

 同紙は「元バルセロナのプレーメーカーは、偽造パスポートの使用の疑いで入国した際に逮捕された後、32日間、パラグアイの刑務所で過ごした。それにもかかわらず、彼のキャリア収入と多くの高額なブランド承認取引のおかげで、まだ6720万ポンド(約102億1000万円)の推定純資産を持っている」と報道した。

 同紙によると、ロナウジーニョは2003年から08年までバルセロナでシーズン毎に1000万ドル(約11億8000万円)、イタリア1部ACミラン時代も3年間在籍したシーズンごとに900万ドル(約10億1000万円)を稼いでいたという。また、他クラブ所属時代の年俸に加えて契約していたスポーツメーカー「ナイキ」やEAスポーツなど、肖像権によって多額の収入を得ているという。

 さらに現役を引退後も豪華な生活を維持しながら高級車をコレクションし、その数30台以上。さらに不動産もギリシャ、ブラジル、スペイン、イタリア、米国と世界中に所有しているという。

 2018年にはブラジルの自然保護地区で違法な建築をしたとし、約2億6000万円の罰金刑を受けた際、裁判所がロナウジーニョの銀行口座を封鎖。そのときの残高はわずか750円だったため「借金まみれ」と報じられていたが、しっかりと資産を隠していたようだ。