パリピ孔明:話題のマンガがテレビアニメ化 2022年4月スタート P.A.WORKS制作 置鮎龍太郎が孔明に 本渡楓も

「パリピ孔明」のティザービジュアル(C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
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「パリピ孔明」のティザービジュアル(C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会

 2020年に「次にくるマンガ大賞」のウェブマンガ部門「U-NEXT賞」に選ばれたことも話題のマンガ「パリピ孔明」がテレビアニメ化され、2022年4月から放送されることが分かった。「SHIROBAKO」「白い砂のアクアトープ」などのP.A.WORKSが制作する。P.A.WORKSがマンガ原作のアニメを手がけるのは初めて。置鮎龍太郎さんが音楽シーンに革新を巻き起こす諸葛孔明、本渡楓さんが夢をつかむために諸葛孔明と共に奮闘するアーティストの月見英子をそれぞれ演じる。「ウマ娘 プリティーダービー」「色づく世界の明日から」で演出を担当した本間修さんが監督を務め、「ウマ娘 プリティダービー」「思い、思われ、ふり、ふられ」などの米内山陽子さんがシリーズ構成を担当する。

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 本間監督は「『パリピ孔明』を作り始めた頃は新型コロナウイルスの感染が爆発しており、人が集まって騒ぐことを題材にした作品を作るのは難しいなと感じていました。しかし、そんな時代だからこそ、家でパリピ気分を味わえるような、そして、コロナ禍が落ち着いたらクラブなど人が集まるところに、足を運びたくなるような作品になればと思います。ぜひご覧ください!!」とコメント。

 置鮎さんは「三國志ワールドにおいて星の数ほど登場する人物たちの中、まぁまぁの数を演じてきたのですが、実は孔明を担当するのは初めてなんですよ! そこがまずうれしく、楽しみで仕方ありません。タイトルにある『パリピ』感がどれほどのものかと思っていたら、『これこそ諸葛孔明の真髄(しんずい)ではないか』というほどの軍師ぶり。万能アイテムは出せませんが、我が主に必勝の策を授けてみせましょう」と話している。

 本渡さんは「タイトルもそのフォントすらも印象的な今作ですが、孔明と英子の関係性も見逃せません! 爽快なテンポのよさや時代を超えた切ないシーンで心を揺さぶって……と思いきや自然とリズムに乗ってしまうくらいイカした音楽!歌! どこを切り取っても渋谷の空にキラキラと輝くすてきな作品です!」とコメントを寄せている。

 「パリピ孔明」は四葉夕トさん原作、小川亮さん作画のマンガで、講談社のウェブマンガサービス「コミック DAYS」で2019年に連載を開始。三国志の英雄にして天才軍師・諸葛孔明が渋谷に転生し、歌手を目指す月見英子の歌に心を打たれ、自ら軍師になることを申し出る……というストーリー。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:本間修▽シリーズ構成:米内山陽子▽キャラクターデザイン:関口可奈味▽プロップ設定:宮岡真弓、牧野博美▽美術監督:東潤一▽美術設定:藤井祐太▽色彩設計:江口亜紗美▽3D監督:市川元成▽撮影監督:富田喜允▽編集:高橋歩▽特殊効果:村上正博▽音響監督:飯田里樹▽音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)▽音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ▽アニメーション制作:P.A.WORKS

 ◇キャスト(敬称略)

 諸葛孔明:置鮎龍太郎)▽本渡楓:月見英子

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