日本のみならず、海外の映画ファンからの支持も根強い「日活ロマンポルノ」の50周年記念プロジェクトが20日、発表された。

 日活ロマンポルノは1971年11月20日に第1弾作品として「団地妻 昼下りの情事」(主演・白川和子、監督・西村昭五郎)、「色暦大奥秘話」(主演・小川節子、監督・林功)」が公開。このたび50周年を迎えるにあたり3人の監督が、それぞれ新作を製作することが決まった。

 ロマンポルノ作品「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(84年公開)で監督デビューを果たした巨匠・金子修介監督(66)は、「百合」をテーマに新作を撮る。さらにホラーサスペンスの名手、白石晃士監督(48)は「SM」をテーマに、松井大悟監督(36)は「偏愛」をテーマに作品を撮る。公開は未定。