大リーグ公式オークションサイトでは現在、『2021アウォード・ウィナーズ特集』で29点が出品されており、エンゼルス・大谷翔平投手(27)のグッズが全5点のうち21点を占める事態となっている。

 出品のサブタイトルには今季のサイ・ヤング賞、新人王、ゴールドグラブ賞などのタイトルを受賞した大リーガー関連グッズを集めていると明記されているが、全52点のうちオークション形式は29点で、大谷グッズは全てオークション形式に属しており、一発購入出来る23点には含まれていない。

 大谷グッズで目立っているのは今季10試合で着用したグレーのビジター用ユニホームで、5点の入札時点で5万3000ドル(約600万円)。ロッカーで使用したネームタグは26の入札時点で1850ドル(約21万円)、写真5枚と球場の土をパックしたMVP記念盾が15の入札で525ドル(約5万9000円)となっている。また、ユニークなのが大谷が6月5日、ホームでのマリナーズ戦で菊池雄星投手(30)から16号本塁打を放った際の土まみれの一塁ベースで、こちらは入札4の時点で1000ドル(約11万円)を付けている。

 大谷以外で目につくのは、フィリーズのブライス・ハーパー外野手(29)が着用した白のホーム用ユニホームで、35の入札で9500ドル(約102万円)となっている。