2020年10月期にテレビ東京で放送され、話題となった連続ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)」が映画化されることが11月29日、分かった。「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」と題して、2022年4月8日に公開。主演の赤楚衛二さんをはじめ、町田啓太さん、浅香航大さん、ゆうたろうさん、ダンス&ボーカルグループ「超特急」の草川拓弥さん、佐藤玲さん、鈴之助さんが続投する。坂口理子さんが脚本を務め、ドラマに続いて風間太樹監督がメガホンをとる。
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「チェリまほ」は、ウェブサービス「ガンガンpixiv」で連載中の豊田悠さんのマンガが原作。童貞のまま30歳を迎えたことによって「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた、さえないサラリーマンの主人公・安達清(赤楚さん)と、安達をけなげに思い続けるエリートイケメン・黒沢優一(町田さん)が繰り広げるラブコメディー。ドラマは深夜放送にもかかわらず、SNSを中心に大きな反響を呼び、2020年12月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。
映画では、ドラマの最終回で互いの気持ちを確認し合った安達と黒沢のその後を描く。キャスト、監督のコメントは以下の通り。
「チェリまほ」映画化、チェリまほの撮影時の段階で続編あったらやりたいよねと話していたのですがついにかないました。それも全てチェリまほを愛してくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。
この作品は丁寧な心情描写の中にある一歩踏み出す勇気、人を思う気持ちの大切さを学ばせてもらえた僕の宝物です。町田啓太くん、風間監督、本間(かなみ)Pをはじめとしたすてきなチームでもう一度作品を携わらせていただけるのは心からうれしく思います。ぜひお楽しみくださいませ。
魔法のような機会をいただけて光栄です。またあの世界に入れるのは「チェリまほ」を通じて出会えた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。そして楽しみにしていてください。
「チェリまほ」は僕の人生にとって大切な心持ちをたくさん教えてくれた作品。この映画を見てくださる方の心に、僕が作品と皆様からもらえた優しい温かさをお届けできたらと思っています。スタッフの皆様、赤楚君はじめ共演者の方々、最高のチームでどんな物語をつくっていけるのか新たな挑戦が楽しみでなりません。
それからの2人のこと、仲間たちのこと、この一年たくさんの想像をしました。放送を終えてからも、言葉を届け続けてくださった皆さんの存在があったからです。全員で作り上げた「チェリまほ」という世界が揺るがず大切であり続け、その過程にあった葛藤も、今はいとおしく思えます。
映画化に臨む原動力は、あのとき、作品と向き合った一人一人のまなざしにあります。心を見つめ合うという作品性が生んだコミュニケーションを変わらず大切に、まずは再会を楽しみたいと思います。
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