栄光の「横浜ナンバー」が受け継がれた。DeNAの2022年度新入団選手発表会が3日、横浜市内のホテルで行われ、ドラフト1位の小園健太投手(18=市和歌山高)は背番号「18」に決まった。

 三浦大輔監督(47)が現役時代に背負っていた「18」を継承。ベイスターズの真新しいユニホーム姿で他の新入団選手8人とともに登壇した小園は色紙に「勝利」としたため「これから勝利に貢献できるようにという意味で書きました。愛称は『ハマの健ちゃん』と呼んでください」と挨拶。背番号については「すごくびっくりしました。まだ全然見慣れない。不思議な気持ちです。自分の番号になったので『18は小園』と言ってもらえるような活躍をしたい」と目を丸くしつつも飛躍を誓った。

 最速152キロ右腕への期待値は高い。だからこそ三浦監督も2016年の現役引退と同時に半永久欠番となっていた栄光の背番号を譲り渡すことを決めた。指揮官は「ドラフトが終わった後に(三原球団)代表と(小園に18を背負わせたいと)話をした。引退した時、そういう選手が現れたらと思っていた。まさにこのタイミングであろうと。18は小園の番号。より大きく輝かしてくれると思う。楽しみしかない」と力強くエールを送っていた。