楽天監督時代の野村さんから「神の子」と呼ばれた楽天・田中将大投手(33)が11日、「野村克也をしのぶ会」(神宮球場)に参列した。

 献花を終えた田中将は「この場に来て監督との思い出をいろいろ思い返したり、こんなことあったなというふうに、いろいろ思い出したりしました」と感慨深げだった。


 この日は各界から600人の関係者が出席。「監督の残された功績と言いますか、本当にいろんな指導者の方々だったり野球界に携わっていっしゃる方がたくさんいらっしゃる中で、人と人との縁と言いますか、僕自身もいろんな方々と久しぶりに会って少しお話ができて、あいさつできたりというのは監督がつないでくれた縁だと思うので、すごくいい1日というか、この場に来ることができて良かったなと思います」と振り返った。

 日本復帰の今季は4勝(9敗)に終わった。「いやあ、ちょっと恥ずかしいですね。来シーズン、いい報告ができるように『こんなことじゃダメだぞ』と言われていると思うので、いい報告が何とかできるように頑張りたいなと思います」と前を向いた。