小澤征悦(47)が14日、都内で行われた米英合作映画「キングスマン:ファースト・エージェント」(マシュー・ボーン監督、24日公開)公開記念舞台イベントで、クリスマスの予定を聞かれ「夜なんかは妻とゆっくりしたい」と妻のNHK桑子真帆アナウンサー(34)と一緒に過ごすと明かした。

クリスマスイブの24日に封切られることにちなみ、会場はクリスマスの装飾に彩られた。小澤は、司会からクリスマスの予定を聞かれると「24、25日と撮影が入っておりますので、稼働しておりますけど、夜なんかは妻とゆっくりしたい」と笑みを浮かべた。

小澤は劇中で、英俳優レイフ・ファインズ(58)演じる英国貴族のオックスフォード公の日本語版の吹き替えを担当し、声優に初挑戦した。「(公開が)コロナ禍で何回か延期になって、待ち遠しくて待っていた。吹き替え版の面白さ…物語の根底で分かりにくいところがあるけれど、吹き替え版の方がスッと物語が入ってくる。最初の10分くらい、自分の声だな、というのがあった。それ以降は、どんどん、物語に入っていき、自分の声だな、というのがなくなった」とアピールした。

その上で「自分が芝居したもの以外に、声を吹き替えるのが初めて。年齢が上なので、落ち着いたというのをベースにやらせていただいた。すごいアクションが多い。アクションシーンでも声を当てている。やられている声…そこら辺は苦労しました」とも語った。

オックスフォード公の息子コンラッドを演じた英俳優ハリス・ディキンソン(25)の吹き替えを担当した声優梶裕貴が「劇場公開される、大きな作品でオーディションに合格したのが初めて。物語にたくさん関わってせりふをしゃべっている、というのが感慨深い」と語ると、小澤は「僕だって今回、オーディションだったんだぜ」と、オーディションを受けて役をつかみ取ったと明かした。

「キングスマン:ファースト・エージェント」は、表の顔は、高貴なる英国紳士、裏の顔は、世界最強という、国家に属さないこの秘密結社スパイ組織「キングスマン」。1914年(大3)世界大戦をひそかに操る謎の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に戦争を止めることができるのか? 歴史の裏に隠されたキングスマン誕生秘話を描く超過激スパイ・アクションシリーズ待望の最新作。