【ミネソタ州セントポール13日(日本時間14日)発】WWE・ロウ大会で、〝オールマイティー〟ボビー・ラシュリー(45)が、ケビン・オーエンズ、セス・ロリンズ、王者ビッグEを連続撃破してPPV「DAY1」のWWE王座戦に追加参戦することが決定した。

 オープニングでラシュリーはMVPとともに登場。MVPが「俺を軽視するとどうなるか分かっただろ。ラシュリーこそが王座戦に出場すべきだ」と先週のメンフィス大会で行ったビッグE、オーエンズ、ロリンズへの襲撃と王座挑戦に言及し、3人と舌戦を展開した。

 これを受けてWWEオフィシャルから「ラシュリーが3人を倒したらDAY1の(トリプルスレットで行われる予定の)WWE王座戦に加える」とのアナウンスが行われた。いくらラシュリーとはいえ、3人を立て続けに撃破できるはず…なんて思っている間に、まずはオーエンズを持ち前のパワーで圧倒してハートロックで快勝だ。

 続けてロリンズ戦ではオーエンズの襲撃で一度は反則負けとなったが、WWEオフィシャルの指示で再戦となると豪快なスピアーでロリンズを沈めて勝利を収めた。

 最後のビッグE戦はノーDQ戦となり、早々にスピアーを決めるもロリンズとオーエンズに乱入を許しチャンスを潰されてしまう。これで鬼の形相となったラシュリーはスピアーでロリンズをテーブル葬にすると最後はMVPの杖攻撃でひるんだビッグEにも渾身のスピアーを叩き込んで激勝。ラシュリーが見事3人に勝利してPPV「DAY1」のWWE王座戦に加わることとなった。

 王者・ビッグE、ロリンズ、オーエンズ、ラシュリーによりWWE王座フェイタル4ウエイ戦が行われるPPV「DAY1」は日本時間来年1月2日にWWEネットワークで配信される。