ソフトバンクの谷川原健太捕手(24)が15日、ペイペイドームで契約更改に臨み、年俸630万円から、およそ1・5倍になる年俸950万円でサインした。

 今季は59試合で打率1割4分6厘、1本塁打、5打点をマーク。外野手として11試合でスタメン出場を果たした。

 今年4月の二軍戦で右翼からサードへ矢のような送球を披露。これを見たビッグボスこと日本ハム・新庄剛志監督が、自身のSNSで「僕が今現役選手を見た中でこの子が1番肩が強い」「久しぶりに特Aの肩を見た」と動画付きで大絶賛したことで知られる。

 守備のスペシャリストだった新庄監督からの評価に「映像とか見たりするんですけど、あんな強烈な肩を持っている方に言っていただいたので、自信にもなりますし、もっとやってやろうという気持ちになりました」と感謝。

「開幕戦で新庄監督率いる日本ハムと戦うので、開幕スタメン狙って、褒めていただいた肩を見せられたらと思います」と〝恩返し〟を誓った。

 オフは柳田のもとで自主トレを行う。来季は強肩に加えて潜在能力を秘めている打撃力でレギュラー獲りを目指す。