Jリーグ復帰は見送られそうだ。ドイツ1部Eフランクフルトは、元日本代表MF長谷部誠(37)が契約延長することで合意に達したとドイツ紙「ビルト」の報道を引用し、同国メディア「FUSSABALL TRANSFERS」が伝えている。

 今季限りで契約満了となる長谷部について同メディアは「長谷部誠は3週間半で38歳の誕生日を迎える。アイントラハト・フランクフルトはすでにベテランのためのプレゼントに取り組む」とし「クラブは長谷部を手放すことを望んでいない。クリスマス休暇前、クラブと長谷部は話し合いをし、今後数か月以内に契約を更新することで合意する」と報じた。

 同メディアによると、スポーツディレクターを務めるマルクス・クレシェ氏は「マコトは特別です。あの年齢でフィットネスレベルを保っている。完全なプロ。マコトは各プレーヤーのロールモデルです。チームのパーソナリティーとして彼がどれほど重要であるかは、彼がピッチで私たちの若者を導いた穏やかさからすでにわかります」とコメントしたという。

 長谷部は11月、今後の去就について「Eフランクフルトが私に続けてほしいかどうか、そして私がプレーし続けるかどうかわからないので、それが私の最後のシーズンになるとはもう言いません。決定は4月に行われます」と語っていた。

 Eフランクフルトと契約が終了となれば、Jリーグ復帰の可能性もあったが、来季もドイツでプレーすることになりそうだ。