26日に放送されたフジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」にゲスト出演した歌手・さだまさしが、「気になるニュース」として衣料品通販大手ZOZO創業者の前澤友作氏が日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したことを挙げた。

 宇宙には「行けるんだったら行きたい」と言うさだだが、「ものすごい、僕には難関があって、狭いところが怖いんですよ。これ(このスタジオ)くらいの宇宙船だったら、毎日でも行きますね」。

 ただネックとなるのは費用。「ロケット打ち上げるだけでも大変なおカネがかかる。自分でロケットを作って打ち上げて、自分で宇宙に行こうと思ったら、1人50億じゃムリですよ。28億で中国しか行けませんでしたから」と話すと、東野幸治に「もっと安く中国行けますよ」とツッコまれていた。

 さだが監督を務めた、1981年公開のドキュメンタリー映画「長江」は、中国での撮影に莫大な製作費がかかったため、28億円の借金を抱えることになった。現在は完済している。

 また宇宙飛行士の毛利衛氏が92年に宇宙へ行った際、さだは「打ち上げの時に『来ますか』と言っていただいたので、フロリダまで打ち上げを見に行った。コンサート、2つ飛ばして」と秘話を披露。しかし「雨で飛ばなかったんです。どうしてくれるんですか?」と苦笑した。