「多発性骨髄腫」の治療のために入院していた俳優佐野史郎(66)が26日、公式サイトで退院していたことを報告した。

サイトでは「退院しました」と切り出し「多発性骨髄腫の治療のため、抗がん剤治療、幹細胞の自己移植を終え、経過を観ておりましたが、予想以上に回復が早く、当初の予定よりかなり早く退院することができました」と明かした。

「とはいえ、治療のダメージは大きく、体力回復までは、少しばかり時間がかかりそうです。コロナなどの感染も怖いですしね」と現状を記した。

今後について「経過観察しながら、少しずつ、仕事に復帰できるよう、努めたいと思います。色々なことがあった一年ですが、さまざまなことを糧として、今後に活かし、臨みたい思います」と誓った。「みなさまにおかれましては、くれぐれもご自愛くださいますよう。良いお年を!!」と呼び掛けた。

インスタグラムも、ケーキの写真を載せ、「娘と幼馴染のゆうかちゃん作、#ストーンヘンジ の #ケーキ #クリスマス には間に合わなかったけど、思いの外早く退院できたので、ちょいといただこうかな?」とつづった。

佐野は今年5月にTBS系連続ドラマ「リコカツ」を降板することを発表。その際、自身の公式サイトで約1カ月入院治療せざるを得なくなったと報告。12月10日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」で多発性骨髄腫の治療中であることを告白し、公式サイトで「しばらくは治療、療養に専念することとなりますが、出演作品の放送等控えておりますので、そちらでお目にかかれましたなら幸です」などと記していた。