元内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一氏が27日、ツイッターを更新。文部科学省が各大学に対し、新型コロナの変異株・オミクロン株濃厚接触者に受験を認めないよう通達したことを、岸田文雄首相が撤回し、追試験や別室で対応するよう指示したことについて言及した。
高橋氏は26日に「変えた理由として、また知らない間に文科省が指示したとかいうのかな笑笑。国際便飛行機予約で日本人帰国者排除の時のように」などと投稿していたが、どうやらこれが事実だったようで27日「軽い冗談がホントになるとは」などとつづった。
さらに「国交省、文科省の次はどこの省庁かな」とコロナをめぐる岸田政権の混乱をほのめかした。
国交省についてはオミクロン株の水際対策として、日本人の帰国を認めないことを官邸が知らない間に発表し、猛批判を受け、政府はこれを撤回している。今回も文科省が「機械的に通知を出してしまった。受験生への配慮が必要だった」と釈明している。