大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)の出場全選手インタビューが29日にオンラインで行われ、ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(32=ブラジル)に挑戦する矢地祐介(31)がリベンジ&ベルト奪取への意気込みを語った。

 試合を前に「日常。普段と変わらないというか…」とリラックスした表情。試合に向けて「寝技に特化していて仕掛けも早いし強い選手ですよね。攻めながらも相手にやりたいことやらせないで、長い時間使って仕留めに行くイメージですけど、いろんなパターンを考えているので、どうなってもしっかり勝ち切るイメージでいます」と落ち着いた様子で話した。

 サトシとは昨年8月に対戦。序盤は打撃で攻めながらテークダウンを許しパウンドでTKO負けを喫したが「前回は組みに対する恐怖が強すぎて後手に回ってしまったし、サイドキックも手ごたえがあって固執してしまった。相手の方が寝技が強いのはもちろんですけどそこでも戦えますし、いろんなバリエーションの戦い方を準備しているので」と同じ轍を踏むつもりはない。改めて「テーマは相手の心を折りに行くっていうところですね。やりたいことをやらせないのが一番です」と力をこめた。