坂本昌行（50）が30日、元宝塚歌劇団雪組トップスターの女優朝海ひかる（49）と結婚した。

所属するジャニーズ事務所を通じて2人連名のコメントを発表した。2人はこの日、都内の区役所に婚姻届を提出。ジャニーズ事務所所属タレントでは史上最年長、11月に解散したV6では5人目の結婚となった。

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V6で26年間リーダーを務めた坂本が、50歳で生涯の伴侶を得た。朝海と連名で「12月30日に私共は入籍いたしましたことをご報告させていただきます。人生のパートナーとしてお互いを想い支え合いながら、二人三脚でこれからの人生を歩んで参ります」と報告。「日々状況が変わる中、お仕事をさせていただけることに感謝し、また1日も早く穏やかな日常が訪れることを願っております」と伝えた。

坂本は18年11月の主演ミュージカル「TOP HAT」で朝海と共演。関係者によると翌19年春から真剣交際に発展し、約2年半の交際を実らせてのゴールインという。既に同居しており、挙式・披露宴の予定はない。結婚後も朝海は仕事を続ける。

ジャニーズ事務所所属タレントでは、19年9月に48歳で結婚したTOKIO城島茂（51）を超えて、史上最年長での結婚となった。ともにグループのリーダーで最年長。16年11月、V6長野博（49）が結婚報告した際には、音楽特番で長野が祝福される中、坂本と当時独身の城島が肩を組んで慰め合うシーンもあった。17年1月には長野、井ノ原快彦（45）とのユニット20th Century（トニセン）の取材会で「誰か助けて！」「いいんです、僕には相方がいるんで。城島茂という」などと自虐し笑いを誘っていたが、その後、運命の出会いに恵まれていた。

今年7月に50歳となり、デビュー26周年を迎えた11月1日をもってV6が解散。公私ともに大きな節目を迎えた。親しい関係者は「もともと仕事にストイックなタイプ。同学年の妻を持ち、さらに心身共に充実して意欲的に活動していきそうです」。V6デビュー前にはジャニーズ事務所を一度退所し社会人経験もした苦労人。朝海も宝塚時代序盤は「トップスター候補」ではなかったが、地道に舞台を積み上げ評価を得た、努力の人だ。近年ミュージカルを中心に活躍する坂本にとって、公私ともに心強い戦友、妻になりそうだ。

 

◆坂本昌行（さかもと・まさゆき）1971年（昭46）7月24日、東京都生まれ。ジャニーズ事務所を辞めて旅行会社に就職後、再びレッスン生として復帰。95年、V6としてCDデビュー。井ノ原快彦、長野博とともに20th Century（通称トニセン）のメンバー。11年「ゾロ・ザ・ミュージカル」では英国スタッフ中心のオーディションで主演をつかんだ。ほか「ザ・ボーイ・フロム・オズ」「TOP HAT」などミュージカル主演多数。175センチ。血液型O。

◆朝海（あさみ）ひかる　1972年（昭47）1月24日、宮城県仙台市生まれ。子どものころからモダンダンス、クラシックバレエを習い、91年に宝塚歌劇団入団。02年、雪組男役トップスターに就任し、「ベルサイユのばら」オスカル役で主演するなど活躍。06年、退団。その後もミュージカル、ストレートプレイ、ドラマなどに出演。166センチ。愛称「コム」。