タレントのラサール石井(66)がツイッターのアカウントの乗っ取り被害を訴えた。ラサールは3日、ツイッターの新アカウントを開設し、「現在アカウントを乗っ取られています。以前のアカウントが呟くのは私のツイートではありません。こちらは臨時のアカウントですが、進捗があり次第こちらで報告しますので、フォロー拡散お願い申し上げます」と投稿した。

 以前のラサールのアカウントは、ゲーム関連の写真や動画が投稿されるアカウントに様変わりしている。ラサールのフォロワーは13万人いたが、フォロワーはそのまま乗っ取りアカウントに引き継がれている。

 ラサールは新アカウントで本物と証明するために日時、サインを記した紙とともに自画撮り写真をアップ。さらに4日には動画も投稿し、「写真だとアイコラされる可能性があるので、動画にしました。ご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございませんでした」と経緯を説明した。

 ラサールはツイッターで政治や時事問題に斬りこみ、人気を博していた。新アカウントは暫定のようだが、4日昼時点では以前のアカウントの制御を取り戻していないようだ。

 ツイッター乗っ取り被害は多発しており、昨年はインドのナレンドラ・モディ首相やタイタンの太田光代社長らが被害に遭っていた。