巨人ドラフト5位・岡田悠希外野手(21=法大)が帰省先で早くも〝プロの洗礼〟を受けた。

 岡田は7日、目覚まし時計持参で川崎市内のジャイアンツ寮に入寮した。広島出身の岡田は年末年始を地元で過ごした。中学3年から通っていた地元のジムで自主トレ中のプロ野球選手に遭遇したという。

 オリックスの山岡泰輔投手(26)、ラオウこと杉本裕太郎外野手(30)らが汗を流すなか、一緒に練習。「カープの正随(優弥)選手(25)にバッティングのことだったり、『プロはこうだぞ』と他球団ではあるんですが、教えていただきました」と岡田は感謝しきりだった。

 寮には母親からプレゼントされた目覚まし時計を持参。「大学の時は毎朝、起こしてくれる係があって、寝坊なかったんですけど、これからはないので」とプロの自覚をのぞかせた。
 
 法大同期はヤクルトドラ1・山下輝投手、DeNAドラ4・三浦銀二投手ともにセ・リーグのライバル。「チームメート関係なく誰にも負けない気持ちでやっていきたいと思います」と岡田は前を向いた。