ソフトバンクの甲斐拓也捕手(29)が16日、大分市内でヤクルト・嶋基宏捕手らと行っている自主トレを公開。2時間を超える打撃練習を行うなど、精力的に汗を流した。
 
 昨季終盤から右方向への打撃に取り組み、手応えをつかんだ。今季はさらに磨いていく。自主トレでは右打ちを得意とする嶋から練習方法などを聞いている。

「ボールを呼び込めるというところの中で(昨季も終盤は)ボール球を振らなくなった。三振を減らして四球を増やしていきたい。ファウルも打つことができる。逃げることもできる。自分がキャッチャー目線で考えてもそれが嫌だなと思うので、そういう打者になりたい」。

 今季の打率の目標は、キャリアハイとなる「最低ライン2割7分」に設定。昨季は打率2割2分7厘と苦しんだが、粘り強い打撃で大幅な引き上げを目指す。