ジャニーズ恒例の年末のイベントについて、人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介(28)が発した言葉が、ファンの間で物議を醸している。特に最近、人気急上昇中である「なにわ男子」道枝駿佑(19)のファンから反発の声が大きいという。一体何があったのか――。

 このイベントとは、ジャニーズタレントが一堂に会する大みそかの「東京ドームに2年ぶりの大集合! ジャニーズカウントダウン2021→2022」(フジテレビ系)のこと。問題となっているのは、ファンからのアンケートを集計して「王子様」「元気」「セクシー」の3部門で〝TOP5〟を決める企画だ。

 山田は王子様部門で、1位の道枝に次いで2位にランクイン。以下、3位がKing&Princeの平野紫耀、4位がSixTONESの京本大我、5位がKinKi Kidsの堂本光一という結果になった。この5人はステージでSMAPの「ダイナマイト」を歌唱。センターは1位の道枝が務めた。

 これについて山田は、13日に放送された文化放送のラジオ番組「Hey!Say!7 UltraJUMP」で「光一さんをセンターにしないっていうのは、俺はナシだなぁって思ってましたね。順位とかもちろん大事だけど、なんかそれよりも大事なことってあるんじゃないかなって。僕は正直、思いながら歌ってました」と振り返った。

 山田は「みっちー(道枝のこと)のセンターが悪いとか、そういうことではなくて」とも話したが、「光一さんがセンターにいて、それを僕たち後輩が横で歌わせていただくっていうのが、まあ普通っちゃ普通ですよね」と語った。

 芸能関係者は「先週あたりから、他のジャニーズタレントも自分のラジオ番組で、カウントダウンやジャニフェス(12月30日に行われた『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』のこと)なんかのウラ話を話している。今回のカウントダウンは、TOP5を決める企画などを含めて『ひどかった』というファンの声が多い。放送終了直後はブーイングの嵐でしたが、最近ようやく沈静化してきた。それが山田の発言で、再び大荒れになっている」と指摘する。

 ただ「光一さんをセンターに」という言葉が山田の口から出るのはムリもないとか。

「山田はKinKi Kidsが大好きで、光一を尊敬してやまない。しかも体育会系的な感覚の持ち主でもあるので。この発言は、年功序列を重んじてきた古株のジャニーズファンからは『よく言った!』と絶賛されてますが、一方で道枝やなにわ男子のファンからは、『道枝くんがかわいそう』などと言われ、炎上しています」

 そんな中で道枝は、4月からスタートする日本テレビ系のドラマ「金田一少年の事件簿」で、主演に抜擢されたと報じられた。道枝は5代目の金田一となるが、同関係者は「4代目の金田一を務めたのは山田。そのバトンを道枝が受け継ぐになった。もちろん山田に悪気はなかったのだろうが、ただでさえ道枝は『事務所からゴリ押しされている』などと批判の声が多い。そうしたなかでの発言だから、ファンもピリついたようだ」。

 再び沈静化してくれればいいが…。