DeNAの三浦大輔監督(48)が19日、オンライン形式で行われた12球団監督会議に出席した。

 同会議では3年ぶりにレギュラーシーズンが延長12回制に戻される方針を確認。会議終了後、オンラインで取材に応じた指揮官は「去年とはまた戦い方が変わってくるので、それを踏まえた上での選手起用をしていかなければいけないと感じた」と感想を述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨季公式戦は9回で打ち切りとなっていた。チームの引き分けは昨季16試合。今季はドローに終わるケースが減る一方、最後に勝ち切るために延長戦の攻防を含めロングランの戦いも想定しなければならない。長いイニングの投球も求められてくる先発投手陣の役割について問われると「去年から挙げている課題を引き続きやっていくということ。延長12回になったからというわけではないが、そこは先発陣もやっていかなければいけない」と語り、あらためて奮起を促した。

 この日、自主トレを公開した今永が2年ぶりとなる開幕投手への返り咲きに強い意欲をのぞかせた。これについては「しっかりと、その意識を持って自主トレに励んでいると聞いている。実績もあるし、有力候補の一人と思っている」と口にしていた。