格闘技イベント「RIZIN」ライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(32=ブラジル)の〝天敵〟ジョニー・ケース(32=米国)が宣戦布告だ。

 ケースは21日、RIZIN FFの公式ツイッターで動画を公開。「日本の皆さん、早くみんなの前で試合がしたいです。興奮と熱狂が恋しいです。日本のファンは最高です。毎回ホームのような気分になります」と日本への思いを語った。

 日本では2019年に行われたライト級GPに参戦し、1回戦でサトシと対戦して1R1分15秒、スタンドでのパンチで顔面を打ち抜き、TKO勝ちした。実は現在〝シン・柔術マジシャン〟として猛威を振るうサトシの黒星はRIZINでの8戦でこれが唯一。それだけに、当初は昨年大みそかのさいたまスーパーアリーナ大会でベルトをかけた再戦が予定されていたが、オミクロン株の流行で入国が困難になり試合がなくなっていた。

 ケースは「前回の試合から2年もたちますが、その間も練習しているので今までで一番の自分を見せられると思います。日本へ入国ができるようになったら、ライト級のベルトを巻く姿を見せられると思います」と力強く宣言する。

 持ち前のレスリング力と力強い打撃を持つ〝柔術マジシャンの天敵〟が、日本のファンの前で王座挑戦できる日を待ち望みたい。