昨年8月に亡くなった俳優の千葉真一さんの「お別れの会 さらば! 千葉真一 You,ll always be in my heart」が22日、増上寺光摂殿で行われた。

 お別れの会終了後に発起人の西田真吾(58)と若山騎一郎(57)が囲み取材に応じた。西田は会を開催できたことに「いろいろ問題はありましたが、今は無事にできてよかったと思います」と話した。

 コロナの影響のため延期となったものの、千葉さんの長女で女優・真瀬樹里(47)が中心となり同日に「偲ぶ会」が予定されていた。発起人には市川猿之助、真田広之、映画監督の三池崇史氏らが名を連ねている。同じ日に千葉真一さんの「お別れの会」と「偲ぶ会」が開催が予定されたことで、混乱を招いていた。

 分裂状態となっていたことについて西田は「(昨年の)12月15日に樹里ともみんなで一度、打ち合わせをしました。送り方が違うということで、僕らは僕ら、樹里たちは樹里たちでやろうねということで話して合って決めてました」と明かした。

 若山も「(昨年の)8月、9月のときはみんなでやろうってなってたんです。それが何かのボタンのかけ違いかわかりませんが、何か気に入らなかったのか…。仲良かったんです。急に嫌になったのか、ぼくたちの考えの何かが」と困惑した様子で話した。

 天国の千葉さんはなんと言ってるでしょうかと問われると、西田は「ありがとうと言って下さってると思います」と話した。