お笑いコンビ、Aマッソ加納愛子(32)が、「文學界」(文藝春秋)3月号で中編小説「黄色いか黄色くないか」を発表することが1日、分かった。

「文學界」での掲載は、21年4月号の短編小説「ステンドグラス」以来2回目。

20年11月にエッセー「イルカも泳ぐわい。」を出版。発売即日に重版がかかるなど話題となった。昨年1月に「文芸」(河出書房新社)にも短編小説が掲載され、名門文芸2誌に掲載されるなど、作家として高い評価を受けている。

今回の「黄色いか黄色くないか」は自身初の中編作品で、お笑いライブの現場を題材にした青春小説。加納は「芸人をテーマにした小説がたくさんある中で、私にしか書けない話はないだろうかと数年考えてきました。恥ずかしいですが、今までで一番まっすぐな気持ちで書きました。お笑いを好きな方も、そうでない方も、『黙ってネタだけやっとけ』の過激派の方も、多くのみなさんに読んでいただけたらうれしいです」とコメントしている。