WWEロウ大会で、先のロイヤルランブル(RR)で電撃復帰を果たし初優勝したロンダ・ラウジー(43)が登場。「レッスルマニア38(WM)」での対戦相手について明言を避けるなか、ロンダに対戦要求したロウ女子王者のベッキー・リンチが、「エリミネーション・チェンバー(EC)」の王座戦でリタと激突することが決定した。

 衝撃の復帰戦を制した柔道元銅メダリストで元UFC女子バンタム王者の肩書を持つロンダは、この日のエンディングに登場。「WMでどちらの王座に挑戦すべきか? どちらにしても遺恨はあるけどね」と話しだした。そこに現れたのはロウ女子王者ベッキー。「ロンダ対ベッキーはみんなにとってビッグマッチ! 前菜としてシャーロットか、メイン料理として私を選ぶか。次に誰を倒せばいいかわかるから早く決めて」とマイクをロンダに近づけ答えを待った。すると柔道家・ロンダはベッキーを投げ倒し「金曜日(スマックダウン)に答えてやる」とだけ回答。そのままリングを後にした。

 その後、WWE殿堂入りをしている女子レジェンドのリタが姿を現す。「ベッキーは史上最高! チャレンジされたら引き下がらない、戦う王者なのよね」と意味深にべた褒めし「私とベッキーでECで対戦するのはどう?」と対戦を要求した。これにベッキーは「ノー」と拒否。言い訳を始めたがリタに「怖いなら怖いって言ってよ」と挑発されると挑戦を受諾。対戦が決定した。

 ベッキー対リタのロウ女子王座戦が行われる「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月20日にWWEネットワークで配信される。