歌手の鈴木愛理(27)が2日に3枚目の新アルバム「26/27」(ニーロクニーナナ)をリリースした。

 鈴木は2017年のアイドルグループ「℃‐ute」解散後、ソロに転身。今年の6月30日には芸能生活20周年を迎える。

 新アルバムに鈴木は「制作期間が2020~21年の間で、世の中的にも苦しいこととか諦めなくちゃいけないこともたくさんあった人もいる中で私もその一人でした。音楽に対する向き合い方も変わりましたし、そういう苦しいことがあったからこそ生まれた〝本当に音楽が好きなんだな〟っていう感情が音楽や声に表れているアルバムになっていると思います」と思いを明かす。

 また「この2年間でいろいろな方との出会いがあったり武道館公演もありました。その2年間の中でレコーディングがちょこちょこ入ってきて、無意識下で自分自身が変わっていったというか。心の変化が一番大きい2年間で、その2年間の時の私を音楽でアルバムに残せてよかったなという感じです」と自身の〝変化〟もアルバムにはつまっている。

 また「ソロデビューをして最初のころは、楽曲の力を借りて自分のいろんな引き出しを出したいという意味で自分のことを〝カメレオン〟って言ってたんですけど、今はそういうふうに気張らず、その日の気分に合わせて自分の色を出していける、自分の思ったままにステージに立てるようになったっていうところを大きく感じています」と成長を語った。

 芸能生活20周年には「あっという間でしたね。本当に長い歴史を歩んできたなぁと節目を感じるとともに、自分の中でも今までの年とは若干違う気持ちもありながら新しい年を迎えたので、今まで通りの自分として活動しつつ意識的にちゃんと感謝の気持ちを音楽と言葉で表していきたいなって思ってます。ぜひ20周年イヤー、一緒に盛り上げていけたらうれしいです。よろしくお願いします!」と呼びかけた。