松竹は4日、公式サイトで、歌舞伎座「二月大歌舞伎」第三部に出演している坂東彦三郎が、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当する可能性があるため、この日から当面の間、休演することを発表した。

サイトでは「そのため、第三部公演は、本日2月4日(金)より、当面の間、下記の通り代役にて上演いたします」と説明。

「鬼次拍子舞」の「山樵実は長田太郎」役は坂東亀蔵、「鼠小僧次郎吉」の「早瀬弥十郎」役は河原崎権十郎がそれぞれ演じる。

「引き続き、歌舞伎座では、専門家の指導のもと、ご来場の皆様は勿論のこと、出演者、公演に携わるすべての関係者の安全を確保し感染拡大防止に向け、迅速に対応してまいります」とした。