杏(35)が4日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「鹿の王 ユナと約束の旅」(安藤雅司、宮地昌幸監督)初日舞台あいさつを、新型コロナウイルスの濃厚接触者の認定を受け、欠席した。

代わりに、会場にメッセージを寄せた「鹿の王 ユナと約束の旅」は謎の病・黒狼熱(ミッツァル)を巡る物語だが、皮肉なことに新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公開日が20年9月18日から21年9月10日に延期された後に、再延期された。

杏は物語と世の中の状況を踏まえ「とても元気なので、駆けつけたい気持ちではありますが、残念ながら本日は、かないませんでした。くしくも、この作品に共通点を見いだしやすい現状ではありますが、その分、より多くの共感と勇気を得て、未来へと踏み出すきっかけとなると思います」とコメントした。